8月25日(日)広島サポステ主催の講演会を開催し、100名を超える来場者がありました。
講師は、佐賀県より不登校を考える親の会「ほっとケーキ」代表の山口由美子さんにおいでいただき「再生」~西鉄バスジャック事件からの編み直しの物語と題して講演いただきました。
山口さんは、24年前の西鉄バスジャック事件の被害者のお一人です。今年出版された著書「再生」にも当時の緊迫した状況を執筆しておられますが、傷を負い恐怖のさなかでも、犯人の少年に対して「少年の心は彼本Rないの姿ではない・・本来の心に戻りますように」と必死に祈っておられたそうです。
その後、現在も「不登校、子育て、人権、被害者支援、少年法等の講演」を各地で続けておられます。
この日、ボランティアの若者13人を中心に、会場準備、受付、会場案内、司会と役割分担しチームワークよく、講演会は無事開催、盛会に終えることができました。
講演会の初めに、広島サポステについて事業説明を行いました。多くの市民の皆さまにサポステのことを知っていただきたいですね。
山口さんは最後に、生きずらさを抱えている子どもがたくさんいる。人は一人では生きて行けません。誰かに相談する勇気を持ってほしい。そして、周りにつらそうな子どもがいたら声をかけて、会場に呼びかけられ、子どもに居場所を、と強調されました。
講演会の最後に、当サポステ受託団体の特定非営利活動法人キャリアネット広島理事長より、皆さまへご挨拶と、不登校親の会「言の葉cafe」を毎月第3日曜日に開催していることなどお知らせしました。
講演後も山口さんとお話をしたいと参加者の列ができました。この日、広島ホームテレビの取材があり、25日と26日夕方に放映されました。