2016年9月25日(日)東広島市で若者就労支援・課題解決セミナー開催

2016年9月25日(日)第2回目となる若者就労支援・課題解決セミナーが東広島市のサンスクエア東広島で開催されました。
若者、親子連れ、保護者の方や卒業生も顔をみせてくれるなど22名が集い、早い時間からの会場準備や受付も若者が担当してくれました。

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若者交流館(広島サポステ)の取り組みについての説明ののち、現在就職されている卒業生2人のお話を聞くことができました。
●Sさんの体験談より
5年間の引きこもり。交流館のことは父親から聞いていたが、半年近く経って、外へでるきっかけを求めて交流館へ電話した。しかし、指が震えて1時間くらい迷ってやっと電話をかけた。初めて交流館へ行ったとき、スタッフさんは真摯に、しっかりと話を聴いてくれた。それから、東広島で毎週相談に来て、広島へは支援プログラムを受けに通うようになった。
自分は、就活についてどう進めてよいがわからない。体力がない。自信がない。それで、主に卓球、筋トレ、有酸素運動などに参加し、ともかく外へでて体力をつけようと努力した。プログラムのあと、皆で雑談したりすることで、コミュニケーションにも自信がついてきた。
9月に就職したばかりだが、挫折しそうになったら、一人で悩まずに周囲に相談しようと思う。
今思うことは、最初の一歩が難しい。でも、ここへ来たことは、すでに一歩を踏み出している。社会は確かに厳しいけれど、人は思っているより、やさしい。と伝えたい。

●Nさんの体験談より
県外の大学へ行っていたが中退し、自堕落な生活をするうちにすっかり自信がなくなり、コンプレックスを抱えるようになっていた。人と会うのが怖い、話をするのが怖い。地元に帰ってきたが、好きなときに寝て、好きなときに起きて、といった生活をしていた。仕事をしようにも、どうしたらよいかわからない。ハローワークに行ってみたが、場所がわかったからもういい、と引き返した。その後サポステへ行くようになりハローワークへ行くのに2年かかった。サポステへ行ったのは、もう一人ではどうしようもない。誰かの力を借りないとどうにもならない、と親からの勧めもあった。仮に仕事がみつかったとしても、体力をつけないと働けないと思ったので、10キロのジョギングをはじめるようになった。何もしていないことがコンプレックスだったが、自分は走っている。仕事も探している。仕事を探しているんだから、今の自分はニートじゃない。前向きに考えようと思った。余計なこと考えている間に体動かそうと。

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卒業生のお話しは、参加者やスタッフに、何よりも大きな勇気をいただいたように思います。
セミナー 過去と他人は変わらない「自分と未来は変えられる」のなかで、講師の鈴村千穂子は、自己開示とフィードバックについて触れ、自己開示できる力をつけること、そうすると誰かがきっとフィードバックしてくれる、フィードバックとは他人への気づきであることを話しました。
OK牧場セルフチェックで各自の人生態度を見つめなおし、心のシステムをどう書き換えるか?ストレスからの脱却は自分自身の決断しかないと覚悟しましょう。
あなたの問題の課題解決に向かって、今日からスタートを意識してできることは何ですか?
今日からストップを意識して避けられることは何ですか?
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いよいよ最後のセミナーとなります。

10月2日(日)呉会場でお待ちしています。

”働く”に不安や悩みのある若者とご家族、
関心のある一般の方もどうぞ。

お申込みは、
tel.082-511-2029 
広島サポステ若者交流館まで。


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